11.23.02:24
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02.20.20:57
人間として、灼滅者として。
いまだに、手に残っている……。
バベルインパクトで貫いた、あの体の感触が…。
そう、オレはきっと……人間として、越えてはいけない一線を越えてしまったのだろう。
いくらそのままにしておけば、幾人も殺害してしまう存在だったからと言って…。
オレが、「人間」を殺してしまったのは、紛れもない事実だ。
灼滅者としてならば、仕方がないことだというだろう。
だが、人間としてなら………?
それが、頭を離れない。
だが、オレは言った。「背負うから……」と。
だから、膝を折るわけにはいかない。重圧に負けるわけには行かない。
オレが殺してしまった命を、背負って……生きていかなければ。
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